(遅ればせながら)
本年もよろしくお願い申し上げます。


町を歩けばデフレ一色です。

どうしてもビジネス目線になってしまうのですが、
「こんな価格で、はたして利益が出せているのか?」と、
ただただ驚く安売り競争時代です。


「いったい日本はこれからどうなっていくのだろう…」
低価格に喜ぶ消費者目線にはなれないでおります。


世界の工場となり、躍進する中国。
対して日本は、製造業の空洞化、雇用不安の深刻化…
アジア経済の明と暗…
そんな記事ばかり目に付きます。


私は、日本人の底力を信じております。
日本人の発想力、想像力、そして世界一の人間力。
きっとこの島国から発信される情報に、
世界がまた尊敬の念を抱く時が必ずやって来ると。


こんな名言が雑誌で紹介されていました。
「かってない困難、かってない不況からはかってない革新が生まれる。
そしてかってない革新からはかってない飛躍がうまれる。」
                      
素晴らしい!!

皆様、2010年、日本を元気にして行きましょう!


日本の夜明けは必ず来るぜよ~
(竜馬風に…)

今年3月、
原監督はチームを離れWBCの指揮をとった。

現役監督がキャンプ期間の大事な時期にチームを離れる事…
巨人軍・清武代表は、
「野球界に恩返しの為ならば仕方ない…
しかし、今年の巨人は厳しい戦いを覚悟しなければならない」
と話した。

「維新」を掲げた2009日本一奪回は、
世界一の歓喜に日本中が酔いしれる中、
原監督は帰国後すぐの記者会見で
その偉業と決別する事から始まった。

「今日この瞬間から私は巨人の監督に戻ります」と。
世界一の余韻にもう少し浸りたかった私は少し寂しかった。

「日本一奪回」…
原監督のもうひとつの目標は、
世界一の達成感に留まっては成し遂げられなかった。

あの空港での記者会見の寂しさを、
私は恥じている。


日本ハムは本当に強かった。
しかし、巨人はもっともっと強かった。

去年の悔しさをバネに進化してくれた選手達…
凡打してバットを叩きつけ、
自分のふがいなさを大事な道具にあたってしまった亀井、
バットに詫びた翌打席は、
絶体絶命のピンチに起死回生の同点ホームランだった。

5万の大観衆の期待を、
見事なドラマで終演させたキャプテン阿部慎之助、
日ハムクリーンナップのど真ん中真っ直ぐの見逃し三振こそ進化の象徴。

シンカーを見せ球にし、真っ向勝負で挑んだ内海、
勝ち星に見放されベンチで泣いたエースが、最後の最後に男になった。

そして、全ての巨人の選手達…

原監督を男にしてくれてありがとう!

我が巨人軍が、
3年連続セリーグ優勝を決めました!!


アンチ巨人ファン曰く、
V9時代の巨人軍は「憎らしいほど強かった」そうです。
今年の巨人は昨年から、より一層進化し、
その「憎らしい強さ」に一歩近づいたでしょうか。


原辰徳監督の現役時代、
長嶋さん・王さんと比較され、
どんなに好成績を残そうと、
“巨人の四番”としては物足りないと批評され続けました。


そんな原辰徳監督に、
今、長嶋さん・王さんは自分達以上の将だと認め、
新聞各紙はWBCから続くぶれない采配に賞賛を送っています。


現役時代、
長嶋さん・王さんの抜けた巨人軍を一人背負い、
時に反論したい思いを胸に収め、
そしてバッターボックスに向かう、
その戦う姿が大好きでした。
そしていつしか私の中のヒーローとなりました。


私のヒーロー原辰徳は、
今年遠い存在になりました。
それは私にとって嬉しくもあり誇りでもあり、
そして少しばかり寂しくもあり・・・


V9を率いた川上哲治氏の伝説に、
私のヒーロー原辰徳は、
また現役時代と同じように、
威風堂々と挑み続けます!!

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